ようこそグルマン365へ
たとえば、ミツバチが野山を飛び回って集めた蜜にその地元で収穫された甘酸っぱいいちごをフリーズドライにして合わせた贅沢ないちごはちみつ。たとえば、青梅を砂糖だけで煮詰めた翡翠色のピュレ。たとえば、抽出した後のハーブをそのままスイーツとして楽しめる薬膳茶。そんな「大人」だから許される贅沢なおやつの数々は、ワインやお酒のあて、アフタヌーンティーや大切なくつろぎの時間を演出してくれる名脇役です。安全で安心な素材だけを使った食品を通して、食いしん坊男、堺谷徹宏が365日のグルメで素敵な時間をお届けします。
食いしん坊男、堺谷徹宏のプロフィール
グルマン・ゴーズ・トゥ・トウキョウ株式会社代表取締役。1960年北海道生まれ。明治大学文学部を卒業後、出版界へ。サラリーマン向け雑誌やモノ・カタログ雑誌、女性誌、単行本などの編集を経て、食品の通販事業に携わる。バイヤーとして全国をまわり、地域産品を掘り起こしてカタログで紹介・販売するだけでなく、富裕層へ向けたオリジナル商品の開発と販売にも注力。後に、カタログやWEBページのコピー執筆やビジュアルディレクションを通して、購買客へ美味をわかりやすく楽しく伝えることを主眼に置き、フードデザイニストとして独立。バイヤー、コピーライターとしての技も磨きつつ、隠れた美味を探しに今日も東へ西へ。
●お仕事のご依頼などはメールにてお願いいたします。 [email protected]
沼田らぼ便り 11月
縁あって群馬県沼田市に自社のラボを設けました。
この地域、りんご園が200園以上あり、ほか桃、いちご、柿、ブルーベリーなど果物類に加えて、利根沼田産コシヒカリや野菜類も豊富なあまり知られていない食材の宝庫です。食いしん坊のぼくはここに拠点があれば、四季折々の美味しい農産物を即いただけると思い、家を借りることを思いついた次第です。
昼間、日差しが強く暖かいのですが、夕方以降朝まではこの季節かなり冷えます。愛犬と一緒に東京と沼田を行ったり来たりするこれからの暮らし、もう65歳をすぎましたが、ワクワクします。まだ家具、道具も揃わず、来るたびにバタバタしていますが、落ち着いたら趣味のランニングをこちらでも始めようと思っています。利根川水系が作り上げた見事な河岸段丘はブラタモリでタモリさんも絶賛していたほどで、少し高台に上れば見事な眺望が楽しめます。つまり、坂、丘が多い。ランナーにとっては格好のトレーニング場所でもあるのです。市役所には熊の出没情報が日々寄せられているとのこと。市内の街中のスーパーに熊が入店して人に怪我をさせたというニュースを東京で見て驚き、ビビりました。その少し前にかみさんと買い物に行ったばかりのお店でしたから。とにかく、朝夕の愛犬との散歩、ランニング時には気を抜けない地域。熊、怖いですね。でも美味しいものいっぱい！
